私たちが幼いころから慣れ親しんできた「日本茶」。
自宅で過ごす時間が増えた今、お茶を味わう時間をもっと楽しむために、知っているようで知らない日本茶について改めて学びませんか?
まずはお茶の「樹」のお話から。
お茶の樹は、ツバキ科の多年性植物で、学名は「カメリアシネンシス,L」といいます。この樹の新芽から日本茶ができあがるのですが、面白いのは、日本茶も紅茶も烏龍茶も、すべて同じ樹からできているということ!加工方法の違いによって、日本茶になったり、紅茶になったりするのです。
また、日本で生産されるお茶は、ほとんどが「緑茶」です。紅茶や烏龍茶を生産していた時代もあったそうですが、品質や価格面などで他国に敵わず、緑茶が主力となったとされています。とはいえ日本茶にもさまざまな種類があり、煎茶をはじめ、玉露・かぶせ茶・抹茶・玉緑茶・釜伸び茶・釜炒り玉緑茶・茎茶・粉茶などなど、少し挙げただけでもこんなにたくさん!皆さんもはじめて耳にするような種類もあるのでは?!一般的に親しまれているのは、煎茶かと思いますが、時には珍しい種類の日本茶に挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
おいしいお茶の淹れ方を学んで、お茶の時間をもっと楽しもう!
普段、何気なく淹れている日本茶ですが、淹れ方ひとつでその味はぐっと変わってくると言われています。今回は、一般的に親しまれている「煎茶」のおいしい淹れ方をご紹介!茶葉を入れるグラム数や湯温、湯量にまでとことんこだわって、いつもと違うお茶の時間を楽しんでみませんか?
煎茶のいれ方(2人分)
湯を沸かす。(200ml)
急須に茶葉を入れる。
(4g:ティースプーン2杯が目安)
お湯を「湯のみ」に入れる。
(湯のみ一杯につき、100ml)
※湯温は、高級煎茶の場合は80℃、
普通の煎茶の場合90℃~100℃
「湯のみ」に入れたお湯を急須に注ぎ、約30秒待つ。
湯飲みに少しずつ均等に注ぎ分け、
最後の1滴まで出し切る。
一度、湯のみにお湯を入れる理由は、湯冷ましと湯呑みを温める役割を兼ね備えています。また、1煎目の湯を残すと2煎目が渋くなるため、最後の1滴まで出しきるのがポイントです。
丁寧に淹れたお茶はきっと格別に違いありません。ぜひご家族で楽しんでみてください。
この時期のスキンケアも「丁寧に丁寧に」がポイントです!
雨の多いこの時期は、湿度が高く蒸し暑く感じることもあれば、連日の雨で気温が下がって冷えを感じることも。肌がベタついて感じられますが、蒸し暑い日などについ除湿を効かせすぎると、気づかないうちに肌が乾燥状態に陥ってしまうことも。梅雨の時期こそ油断せずに、スキンケアの基本である化粧水→美容液→乳液という丁寧なケアを心がけることが大切です。中でも、「ソフトケアN スキンローション」は、さっぱりとした使用感なので、たっぷり使ってもベタつかずに気持ちいいのが特徴。使う度にしっとりとキメ細かな肌に整えます。
ぜひ肌にも心にもたっぷりのうるおいを届けられるように、今月は「丁寧に丁寧に」を心がけて穏やかな時間を過ごせるといいですね。