「美しさ」と聞くと、つい見た目の華やかさやスタイルに目が向きがちですが、実は所作や立ち居振る舞いこそが、その人の「本当の美しさ」を映し出していると感じたことはありませんか?そこで今月は、日本の伝統芸能「日本舞踊」から学ぶ美しい所作について、3つのレッスンを通してご紹介します。ぜひ、できそうな所作から日頃の暮らしに取り入れてみてください。
Lesson 1
オーラまで変わる⁉
「立ち姿」を意識
日本舞踊は歌舞伎舞踊の技法を基本とした舞踊で、「踊り」「舞」「しぐさ」の三つの要素を持っています。その美しい所作は、ひとつひとつの動作に礼節や謙譲の美徳、感謝といった心が込められており、「立ち姿」も重視されています。日本舞踊では、次のような立ち姿が基本とされています。

背筋を伸ばして頭のてっぺんが上に引っ張られるようなイメージで立ちます。
丹田(下腹部)に力を入れ、肩甲骨を寄せるようなイメージで胸を張り、両手は自然に身体の脇に下ろします。
電車を待つ時間や信号待ち、洗面台の前での歯磨きやスキンケアのときなど、日常のさりげない瞬間にこの立ち姿を意識してみてください。特に、鏡に映る自分に美しい姿勢で向き合うことで、「自分を大切にする意識」も高まるはずです。
Lesson 2
日本舞踊の中でも特に重要!
「指先」にまで神経を行き届かせる
日本舞踊の所作の中で、特に繊細さが求められるのが「指先」の動き。
手先の表現は、感情や物語を伝えるための大切な手段とされ、舞台上でも目を引くポイントになっています。

親指を手のひらに軽く添え、残りの4本の指をそろえるだけで、手元はすっきりと美しく見えます。節々を目立たせず、やわらかなラインを意識するのがコツです。
ちなみに、男役では指を大きく広げて、力強さを表現することもあるようです。
日常生活の中でも、指先を意識するだけで所作の印象は大きく変わります。書類を指し示すとき、ペンやコップを持つとき、バッグから物を取り出すとき――そのひとつひとつの動きを丁寧に。指先に意識を向けることで、所作全体がなめらかになり、周囲に与える印象にも上品さが加わります。
Lesson 3
忙しい現代人こそ大切にしたい!
呼吸で整える内なる美しさ
日本舞踊では、呼吸もまた重要な所作のひとつとされています。たとえば、深くゆったりと呼吸しながら舞ったり、動きの決め所で「はっ」と息を吐くことで気持ちを表現したり…。動きと呼吸が一体となることで、所作に深みと情感が生まれるようです。

忙しい日々の中では、つい呼吸が浅くなりがち。そんなときこそ、あえて深く長い呼吸を意識してみませんか?1分でもいいので、深くゆっくりとした呼吸を繰り返すだけで、心が落ち着き、気持ちがリセットされます。
呼吸が整うと、自然と表情も穏やかになり、内面からにじみ出る美しさもきっと高まるはず。仕事や家事の合間やスキンケアの最後のリラックスタイムにぜひ実践を!
これらの所作を意識することで、周囲から「品がある」「落ち着いている」といった印象も持たれやすくなります。スキンケアにも活かせば、日々のお手入れ時間がより豊かに感じられるでしょう。ぜひできることから取り入れてみてください。
夏のダメージが溜まった肌に、
今こそ丁寧なスキンケアを
9月は、紫外線や汗、皮脂などによる夏のダメージが肌に蓄積し、乾燥やくすみなどのトラブルが起こりやすい時期です。また、季節の変わり目で気温や湿度が下がり始め、肌のバリア機能も弱まってしまう可能性も。
夏終わりの今こそ、より一層丁寧にスキンケアを行い、疲れた肌をいたわりましょう。そこでおすすめなのが、ソフトケアNの「フェイスソープ」です。素肌のうるおいを保ちながら、つっぱり感を抑えて、しっとりやわらかに洗い上げる洗顔料です。
ポイントは、しっかり丁寧に泡立てること。もともと泡立ちの良い洗顔料ですが、丁寧に泡立てるとよりキメ細かでふわふわの泡ができ、毛穴のすみずみまで泡が行き届きます。また、洗顔時も手の使い方を意識して、やさしくマッサージするように洗うと、古い角栓や毛穴の汚れまでしっかりケアできます。

ぜひ今月はスキンケアの所作にも意識を向けて、肌も立ち居振る舞いも美しい女性を目指しましょう!
参考
*公益社団法人 日本舞踊協会
*日本舞踊 瑞鳳流 日本舞踊の魅力に迫る〜動きと表現の繊細さに注目
*日本舞踊 瑞鳳流 美しく手を見せるために、日本舞踊の手の動き