SOFT CARE MAGAZINE
Vol. 66

移ろいゆく季節を表現する
「和菓子」を通して、
秋を迎えに行こう!

まだまだ暑い日が続いていますが、季節は着実に歩みを進めています。
秋と言えば、「食欲の秋」や「芸術の秋」「実りの秋」といった言葉がありますよね。
今月は、そのどれにも当てはまる美しい日本の「和菓子」についてご紹介します。

和菓子の世界では、四季の移ろいをとても大切に考えています。
春夏秋冬、それぞれの美しい情景が目に浮かぶような和菓子が登場。
その表現方法も幅広く、色や形、香り、名前の響きなどから季節を表現しているそうです。

和菓子職人の繊細な手仕事が感じられる
「煉りきり」に注目!

練りきり

中でも四季を表現する和菓子の代表格が「煉りきり」です。
通年を通して同じ素材を使い、形や色を変えながら、四季折々の美しさを表現していきます。
秋には、もみじや栗、柿などをモチーフにしたものが多く登場するようです。
その見た目は「食べる芸術」とも呼ばれ、美しいフォルムからは和菓子職人の菓子作りへの想いや鍛錬された技術力の高さが伝わってくるかのようです。

和菓子の名前「菓銘」から感じる四季

和菓子には独自の名前「菓銘(かめい)」がついているものもあります。
短歌や俳句、地域の歴史などにちなんで名前がつけられたものが多いようです。

たつた

例えば、紅葉を表現した「竜田(たつた)」という和菓子。
昔、奈良県にある紅葉の名所「竜田川」が多くの歌に詠まれたことからつけられた菓銘だと言われています。
和菓子屋さんを覗いたときには、その名前にも注目してみたいものですね♪

和菓子のお供と言えば……!

緑茶
抹茶

おいしい和菓子にぴったりなのが、緑茶や抹茶。
緑茶も栽培方法や製法によって、ほどよい甘みと渋みがあるものや、旨みが多く苦みが少ないものなど、味わいも異なるようです。せっかくですから、こだわりの緑茶を用意してみるのも良いですね♪
また、今は手軽な価格で抹茶をたてる時に使う「茶せん」が手に入ります。
自分で抹茶をたてるという経験をしたことのない方も、これを機会に一度、試してみてはいかがでしょうか。誰でも手軽に抹茶をたてられる手順がさまざまなサイトで紹介されていますので、家族と一緒に取り組んでみるのもGOOD!

ぜひ今月は、日本が誇るべき和菓子やお茶を通して、季節を感じてみてください!

夏の暑さと紫外線で肌もクタクタ…。
この時期は肌を十分にいたわって!

強烈な暑さが襲った今年の夏。
たっぷりと夏の紫外線を浴びた肌は、もうクタクタかもしれません。

疲れた肌に、たっぷりとうるおいを与えるためにも、今月はソフトケアNの「エッセンス」を活用してみてください。かさつきがちな肌をみずみずしく整える保湿美容液で、保湿成分として5種類の国産オーガニック植物のエキスを配合。ロングラスティング保湿で肌荒れ・乾燥を防ぎ、キメ細やかな肌を守り抜きます。

今月は暑い中でも頑張ってきた自分をいたわるように過ごせたらいいですね。
ぜひ特別なお菓子を楽しんだり、丁寧な保湿で肌の調子を整えたりと、自分に優しくしてあげてください。新しい季節を笑顔で迎えにいけるよう、肌も心もコンディションを整えていきましょう!

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参考
*1 全国和菓子協会
*2 和菓子の歴史:農林水産省
*3 名前で感じる和菓子の風情:農林水産省