秋の味覚がおいしい時期がやってきましたね。
さまざまなモノが次々と値上がりしている今、「保存食」がブームになっていることをご存知ですか。
干し芋や切り干し大根、干しえのきなど、自宅で食材を天日干しにして保存される方も増えているようです。
食材を無駄にせず使い切りやすいから家計にも優しいうえ、災害時には非常食にもなるのが魅力!
こんな保存食、知ってた⁈
地域に伝わる伝統の保存食
現代は季節問わず、数々の食材が当たり前のように手に入りますが、昔は食料が不足する冬に備えて保存食を備蓄する習慣が根付いていました。先人の知恵が活かされた伝統の保存食も一度は食べてみたいものですね。
干しタケノコ
干し芋や干しえのきなどは身近かもしれませんが、九州では昔から「干しタケノコ」が親しまれてきました。
タケノコを茹でた後に乾燥させたもので、水で戻してから煮物やスープ、炒め物、あるいはフライにしたりなど、幅広くアレンジできるのが特徴。独特の食感と風味を楽しむことができます。
通販サイトなどで気軽に買えるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
凍りもち
凍りもちは、信州の厳しい寒さから生まれた伝統の保存食。ついたお餅からできている保存食ですが、凍らせて乾燥させることで軽くて保存に優れた嬉しい食材に。
水を加えて戻せば、簡単に赤ちゃんの離乳食や高齢者の流動食にもなるので、子育て世代や介護世代の方も必見です。うっかりご飯を炊き忘れてしまったときや一人分だけ炊くのはもったいないというときにも役立つかもしれません♪
あんぼ
あんぼとは、新潟や長野県北部に伝わる郷土料理で、米粉で作った皮に、小豆あんまたは野菜などを入れて蒸したお饅頭のようなもの。昔は冬の保存食として主食や間食として親しまれ、囲炉裏や金網で焼いて食べていたようです。今も、地元のスーパーや道の駅などで販売されているのはもちろん、ネット通販でも販売されています。冷凍保存ができ、トースターやフライパンで焼けば、あっという間においしい「おやき」のような味わいに!
食材を安く買っても使い切れずに捨ててしまうくらいなら、はじめから保存のきくものを買って最後まで使い切る方がいいのかもしれません。
また、ご自宅で保存食づくりにチャレンジしてみるのも一案です。
基本的には、きのこや芋類、野菜類を切って干すだけで出来上がるので、複雑な工程はありません。
今や保存食ブームで、たくさんのサイトに詳しい作り方が掲載されていますので、気になる方は要チェック♪
干す以外の方法としては、漬物にする方法もあります。 塩漬けやみそ漬け、ピクルスなど、その漬け方もさまざま!
まずは気軽にできるものからチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。
ただし、保存食とはいえ、永遠に食べられるわけではありません。
市販品であれば賞味期限や消費期限が目安になりますが、手作りしたものはレシピサイトの保存期限を参考にするのはもちろん、使用前に必ず食材の状態を確認してから食べるようにしましょう。
保存食を上手に活用することは、まだ食べられるのに食品が捨てられてしまう「フードロス」問題の解決にもつながります。
ぜひ今月は、いいことだらけの保存食に注目してみてはいかがでしょうか♪
肌にはうるおいを閉じ込めて、
美肌をキープ!
空気がカラカラに乾燥しているこの時期は、イモ類やキノコ類などの天日干しにぴったりの時期ですが、肌にとっては過酷な時期でもあります。しっかり保湿しないと、肌も乾燥してしまうので、ぜひ念入りな保湿を心がけましょう。
ソフトケアNの「エンリッチドクリーム」は、肌荒れ、乾燥を防ぎ、かさつきがちな肌のうるおいを守る保湿クリームです。コクのあるリッチな使用感で豊かなうるおいを与え、ふっくらハリのある肌に導きます。
お手入れの最後に、適量(直径1cm程度)を指にとり、乾燥の気になる部分、あるいは顔全体にやさしくなじませてご使用ください。
ぜひ今月は、保存食に注目しながら、スキンケアも健康的な美肌がいつまでも続くように保湿を徹底してみてくださいね。